Tips No.010 【同じポータル内で異なるフィールドを表示】

同じポータル内で異なるフィールドを表示

公開日:2016/02/11

毎度の事ながら、前回の更新から大分時間が経ってしまいましたが、私、頗る元気です。
あっ!…あけましておめでとうございます。

今回は、「No.007 【エラー表示方法のいろいろ】」でも使用したFileMakerPro13からの機能「次の場合にオブジェクトを隠す」を、更に有効に活用してみたいと思います。

なお、上述のとおり、「機能を更に有効に活用する」事を主旨としていますので、「Pro13」以上でのみファイルを開く事を許可しています、予めご了承ください。但し、それ以前のバージョンであっても、工夫を凝らせば、今回のTipsに近い結果を得る事は可能です。是非、チャレンジしてみてください。

では、早速、今回のTipsをご覧ください。

このTipsは、簡素な請求システムをイメージしています。メインテーブルは「請求書」、ポータルが「請求明細行」とお考えください。システム構造は至ってシンプルですので、その解説は省略しますが、この「請求明細行」にあるフィールド[Fn_切替Fg] が、今回のカギです。

このフィールド[Fn_切替Fg] が「次の場合にオブジェクトを隠す」の条件となっていて、チェックをすると、コメントを入力するフィールドが出現して、商品名 / 数量 / 単価 / 金額のフィールドが消え、当該ポータル行が「コメント行」になるように設定しています。また、当然ですが、チェックを外せば、元に戻ります。

今回のTipsはお役に立ちましたか?
現在のマイブームは、先の「FileMaker カンファレンス 2015」で、偶然にも、その存在を知る事となった関数、「ExecuteSQL関数」です!
…って、「Pro12」からあっただなんて、知らなんだよ…。

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